活動報告

JMACは1991年より活動を開始し、
技術講演会や各種のセミナーを実施してまいりました。

2017年振動実験実習基礎セミナー

2017年6月2日(金)中央大学後楽園キャンパスにて開催しました。

活動風景   活動風景



1.「セットアップ」
対象物により最適な支持方法の確認.
固定,自由支持(スポンジ,ヒモ吊り,ゴム吊り等)と拘束条件を変えた場合の変化.
2.「センサー種類」
ロードセル,加速度計,感度,キャリブレーション,TEDS.
3.「センサー種類」
サンプリング定理,入力レンジ,トリガー,エリアジング,リーケージ,ウインドー
4.「加振方法」
ハンマーリング,加振器と実稼動の違い.
再現性,線形性,相反定理の確認.加振力によるガタの影響.
加振器による加振方法と注意点.
(加振信号:チャープ,バーストランダム,バーストチャープ).
ハンマーリングによる加振方法と注意点.
(加振店応答点移動,先端チップ,ハンマー重量,2度打ち).
5.「加振点の選定」
求めたい振動モードに対する加振点の選択方法,FEM解析から求める方法.
6.「測定点の選定」
センサーの位置と数.
7.「伝達関数の測定と精度」
測定周波数範囲と振動モード数の関係,周波数分解能,ズーミング.
入力,応答,伝達関数,コヒーレンス関数の評価方法.誤差の算出.
8.「カーブフィット」
ポールの選び方,固有振動数,モード減衰比,振動モードの算出.
9.「結果の評価」
振動モードの意味,自己MAC,相互MAC.
10.「結果の応用」
構造変更と感度解析(目的と方法,パラメータの選択方法).
外力応力シミュレーションの方法.FEMモデルとの相関とアップデート.

講師:戸井 武司 [中央大学],佐野 貴幸 [エー・アンド・デイ],野村 祐吉 [ブリュエル・ケアー・ジャパン],石塚 昌之,工藤 和久,泉 佑樹 [シーメンス],浦壁 浩司 [小野測器],阿部 誠一 [ポリテックジャパン]


 
このページの先頭へ