日本モーダル解析協議会

実験技術実習基礎セミナー

2003年10月29日(水)中央大学後楽園キャンパス6号館

実験項目  習得事項 
1  セットアップ。対象物により最適な支持方法の確認。固定、自由支持(スポンジ、ヒモ吊り、ゴム吊りなど)と拘束条件を変えた場合の変化を確認。
2 センサ種類。加速度計、レーザードップラー(スキャン式)、感度、キャリブレーション、TEDS 。
3 加振方法。ハンマーリング、加振器と実稼動の違い。再現性、線形性、相反定理の確認。加振力によるガタの影響。加振による加振方法と注意点(加振信号:ランダム、チャープ、バーストランダム、バーストチャープ)。ハンマーリングによる加振方法と注意点(加振点応答点移動、先端チップ、ハンマー重量、2度打ち)。
4 加振点の選定。求めたい振動モードに対する加振点の選択方法、FEMから求める方法。
5 センサ取り付け位置と数を決定する方法。
6 伝達関数の測定と精度。測定周波数範囲と振動モード数の関係、周波数分解能、ズーミング。入力、応答、伝達関数、コヒーレンスの評価方法。誤差の除去について。
7 カーブフィット。ポールの選び方、固有振動数、モード減衰比、振動モードの算出について。
8 結果の評価。振動モードの意味、自己MAC 、相互MAC 。
9 結果の応用。構造変更と感度解析(目的と方法、パラメータの選択方法)。外力応答シミュレーションの方法。FEMモデルとの相関とアップデート。

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